浜松餃子
浜松餃子の定義は「3年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている事」だけですが、 浜松市内や隣の愛知でキャベツが大量に作られていたり養豚業が盛んだった事からキャベツを中心とした、野菜多めで豚肉のコクを持ちながらもあっさりしているお店が多いです。
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特徴
浜松餃子の特徴として、「円型状」に並べて焼いて中央に「もやし」を付け合わせるという点があります。
なぜ円形状になったのかと言うと、沢山のお客さんに対応する為一度に多くの餃子を焼く必要があり、そこで考え出されたのが円形に並べて焼く事だったと言われています。
そして、焼いた餃子を数人前に分けて出すのでなく、円形に焼いたそのままで出すようになっていきました。
分けずにそのまま出せたのは、上記でもあったように浜松の餃子があっさり味の為、沢山食べられたからだと思われます。
円形で出すようになると真ん中が開いてしまい、そこに何か付け合わせをと試行錯誤した結果
容易に手に入れることのできるもやしにたどり着いたと言われています。
これは、あっさり味とはいえ食べ続けているとどうしても口の中が脂っぽくなってきてしまう浜松餃子と相性抜群でした。もやしを食べることで、さっぱりと口の中がリセットされ、また餃子が美味しく食べられるからです。
餃子の消費量
現在浜松では浜松餃子の専門店が80軒以上、浜松餃子を提供しているお店は300店舗以上になります。
これほど沢山のお店があり市民に親しまれている餃子ですが、浜松市は総務省の家計調査年報の統計発表対象外の為、餃子の1世帯当たりの年間支出金額は不明とされていました。
しかし、浜松市民の餃子消費量が少なくないことに注目した浜松市役所が、2006年に浜松市の餃子消費量を独自調査したところ、餃子消費量1位とされていた宇都宮市を上回っており、2007年2月に「餃子消費量日本一宣言」を行いました。
その後、浜松市は政令指定都市となり総務省の家計調査年報の統計発表対象都市となり、2011年に消費量1位になりました。
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