「4/6 ÷ 1/3」この計算の答え、分かりますか？
小学生がつまづきやすい分数の割り算を視覚的に理解できる「分数ものさし」を浜松市の小学生が考案しました。
最新の試作品は12cm定規で、1cmを「1/12」として、「1/6」「1/4」「1/3」「1/2」ずつ刻まれた全5列の目盛りがついています。
これの使い方は、「1/12」 がいくつあるか数えて計算するもので
4/6 ÷ 1/3 を計算すると
4/6は物差しで測ると（1/12が）8
1/3は物差しで測ると（1/12が）4
4/6 ÷ 1/3 = 8÷4 となり答えは2となります。
ちなみに、足し算、引き算、掛け算にも対応しており
4/6 + 1/3 を計算すると
4/6は物差しで測ると（1/12が）8
1/3は物差しで測ると（1/12が）4
（1/12が）12あるので、12/12 となり答えは1となります。
掛け算の場合はこんな感じで
4/6 × 1/3 は144マスのうちの36個
36/144 = 2/9 となります。
小学5年生の時に分数の掛け算割り算に苦戦し、友達も分かっておらず、友達にわかりやすく教えられないかという想いから、市販の定規を加工したものを自由研究として発表したのがきっかけのようです。
この発想に静岡大も注目しており、教材化に向けての研究も進んでいるとのこと。
【追記】
分数ものさし商品化されました！！
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