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こんにちわ、省エネアドバイザーの鈴木です。

今日はよくトリックアート等でもよくある「色の明暗度目の錯覚」をご紹介したいと思います。

下の左右の図を見比べてみてください。

ここで注目していただきたいのは真ん中のグレーの箱の「色の濃さ」と「大きさ」です。実はこの真ん中のグレーの箱は全く同じ「色の濃さ」と「大きさ」なのですが、不思議と右の方が色が濃く、大きさは小さく見えていませんでしょうか?
これは、それぞれ人の目の錯覚を利用した現象で、「色が濃く小さく」見えるのは人が持つ照度や輝度を感じ取る作用で「明るさ感」というものの影響です。見る対象物の背景の明るさにより脳が明るく見る部分を強調し感じ取る為、反するグレー色は本来の色よりもより暗い色になりまた白い箱がより広く感じとられるためグレーの箱は小さく見るのです。

よくある目の錯覚のトリックアートですが、これは実は私たちの生活の周りにたくさん取り入れられてるのはご存知でしたか?
身近では普段より女性の方がされるメイクや髪型を利用した「小顔」や「目が大きく見える」のは目の錯覚を利用しています。

また、建築においてインテリアでも大変重要な考え方となっていまして、「床」「壁」「天井」の色の濃さにより空間の「広さの感じ方」を変化させることが出来ます。一番基本的なパターンとしては「床」→「壁」→「天井」の順番で色を薄くしていく事で空間が天井に向かうにつれ広がるように見せることが可能です。更に照明の場所や光の当たり方、照明の色味を調整することでより効果を得られます。

色と光の考え方が身近な所で活用されているのはご理解いただけたでしょうか?最近ではLED照明の普及とともに様々な色味や調光できるタイプが増えています。照明の変更をするだけでも明るさや色味が大きく雰囲気は変わります。
照明の切り替えのご相談は随時受けて受けつけております。お気軽にお問い合わせください。

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