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こんにちわ、省エネアドバイザーの鈴木です。

毎月支払いのある電気代ですが、電気の検針票や明細をよく見たことはありますか?

電気のプランや契約容量・消費電力、あと電気の使用料などが記載されていますが、その項目以外に「燃料調整費」と「再エネ賦課金」という支払いの項目があるのはご存知でしたでしょうか?

「燃料調整費」とは、、、

 現状日本は火力発電で電気を作り出す為の原料(原油や石炭、天然ガスなど)の大半を輸入に頼っている為、その燃料の価格変動や為替の影響を受けやすいのです。その為電力会社の安定した発電、供給の為に財務省の指揮の元、燃料調整費として国全体で負担をする仕組みとなっています。
 燃料調整費は電気を使用する全世帯・全法人に対して自動的に計算され、原料価格の変動に応じて毎月変動し「加算」「減算」される仕組みです。

「再エネ賦課金」とは、、、

 今後、再生可能エネルギーが私たちの暮らしを支えていく事を目指し、経済産業省指揮の元、電気を利用する全世帯・全法人に向け「再エネ賦課金」の御負担をお願いする制度です。
 特徴としては電気を使う人は全て対象であり、負担額は使用量に比例して変化します。

 この集められた「再エネ賦課金」電力会社が「固定価格買取制度」で電気を買い取るための費用に回され、最終的には再生可能エネルギーで電気を作っている方の元に届く仕組みとなっています。
 最大の目的としては再生可能エネルギーの普及を進める事で、日本全体の化石燃料の依存度が下がる事で燃料価格の乱高下による電気料金の変動の影響を受けにくくし、それが日本としてのインフラ安定のメリットとの考えの元2012年より導入されています。

毎月お支払いしている電気代の中でも「燃料調整費」や「再エネ賦課金」などの項目についてはよくわからずに勝手に支払いがされている、、、という方も少なくは無いようですね。

日本のエネルギー問題を受け、国の政策や制度の元で皆様平等に支払いされているものなので、よく知った上で納得してお支払する事が大変大切だと思います。是非覚えておいて下さい。

電気の仕組みやプランの見直しのご相談は私の方でも随時受け付けております。お気軽にご相談ください!!

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