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「先般の新潟糸魚川の火災災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。」

2016年12月22日(木)に糸魚川市で大規模な住宅火災が発生してしまいました。延焼面積は7万5千㎡にも及び、約360世帯、740人に避難勧告を出す事態となりました。

この度の火災災害を受けまして、私たち自身で家族や住宅を守るために火事の防止のための心得をお伝えさせていただきます。皆様も火災災害を未然に防ぐ為にも今一度自分自身の身になり再確認をしていただきたいと思います。

~火災災害総数に対する出火原因の比率~

総務省消防庁資料より
この資料からもわかるように「放火」を除く出火の原因のほとんどは火の始末や扱いを誤ったことによる「失火」による火災となります。特にこの時期は、空気や木材が乾燥し延焼しやすくなってます。また冬場の衣類は燃えやすい材質の物も多く、夏場よりも危険が多いということを改めて自覚することが大切となります。

~火災災害を未然に防ぐために私たちが出来る事~

①必ず火が消えたことを確認しましょう

⇒タバコを吸う人は特に火が必ず消えたことを確認しましょう。また灰などが周りに飛び散って燃え移らないように注意を徹底しましょう。

②住宅用の火災報知機を設置しましょう。

⇒2006年6月1日より施行された消防法の改正により、住宅用火災報知器の設置が義務化されています。取り付け場所も指定されており寝室、階段と台所への設置となります。現在、新築住宅へは建築段階であらかじめ設置が義務となっていますが、既築住宅への取付は住居人の任意となっている為まだ設置が進んでいないのが現状です。家族や家を守るためにも必ず設置しましょう。

③コンセントやプラグの掃除と照明の配線のメンテナンスを実施しましょう。

⇒コンセント部にたまった埃や繊維に静電気引火を起こす可能性があります。古くなった照明配線も発火のリスクがあります。大体10年を目安に点検・メンテナンスを実施してください。

④消火器の設置をしましょう。

⇒消火器の設置をすることで初期消火が出来、火災の拡大を最小限に抑えることが出来ます。消火器は火災時にすぐに手に取れる場所に設置しておきましょう。

⑤火災対策付の暖房・給湯機器を使用しましょう。

⇒発火、火入れの必要な暖房・給湯機器は、地震などで転倒時の自動消火出来る安全対策品を使用する事で、緊急時の火災の発生を抑えることができます。

私たち「浜松ガイド.jp」は地域の街情報サイトです。地域の防災・防犯も随時発信し、皆様の安全・安心の為に努めていきます。今後とも新着情報を随時発信していきますので今後ともよろしくお願い致します。   浜松の街情報サイト「浜松ガイド.jp」より

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